覚円峰(かくえんぽう)

覚円峰(かくえんぽう)

日本一の渓谷美、昇仙峡の主峰『覚円峰』はその昔、澤庵禅師の弟子僧侶覚円が畳が数畳敷ける広さの頂上で修行したことが、その名に由来します。全国観光地百選 渓谷の部第1位、平成百景 第2位を受賞した名勝です。
※『覚円峰』は花崗岩が風化水食を受けてできたもので、急峻で直立約180mあります。国の特別名勝にも指定されている御岳昇仙峡は、紅葉の名所として知られています。覚円峰をはじめ、渓谷内には奇岩が至るところに見られ、昇仙峡は10月下旬~11月中旬には紅葉が見ごろを迎えます。冬季は雪の降った覚円峰も風情があり、多くの観光客の被写体となっています。雪化粧した覚円峰の写真はこちら。(※昇仙峡は山奥で雪が多いイメージがありますが、実際は少し積雪量が多いくらいで、降雪確率は甲府市とさほど変わりません)地図

仙娥滝(せんがたき)

仙娥滝(せんがたき)

富士川水系の荒川上流にある、山梨県を代表する景勝地の一つ昇仙峡の最奥部に位置します。昇仙峡のシンボルである覚円峰の麓にあり、この滝は地殻変動による断層によって生じました。花崗岩の岩肌を削りながら落下している滝で落差は30mあります。お車でのアクセスも良く、秋の紅葉シーズンのみならず、四季を通じて数多くの観光客が訪れています。覚円峰と同様に積雪後の仙ヶ滝も魅力的です。雪化粧した仙ヶ滝の写真はこちら地図

昇仙峡 遊歩道

昇仙峡 遊歩道

全国観光地百選 渓谷の部第一位に選ばれました。この素晴らしい渓谷美が甲府駅から車で20分足らずの場所に存在することも驚異です。多くの観光客が紅葉を楽しみに川沿いの遊歩道を歩きます。春・夏は新緑を楽しみ、秋は紅葉を愛でながら、冬はウォーキング・ハイキング・ジョギングコースにいかがでしょうか。紅葉樹はもみじ、けやき、ならなど。

石門(いしもん)

石門(いしもん)

巨大な花崗岩に囲まれた石門(天然アーチ)は先端がわずかに離れスリリングな不安定さを満喫できます。石門をくぐりさらに上ると仙娥滝まで後少しです。逆に下ると長田円右衛門の碑まで数分でたどり着きます。地図

長潭橋(ながとろばし)

長潭橋(ながとろばし)

大正14年に竣工したアーチ橋で、建築雑誌にも取り上げられたこともある昇仙峡の玄関口として親しまれている歴史的有名な橋です。 ※ 山梨県甲府市平瀬町~甲斐市吉沢にあるアーチ橋。
1925年竣工され昇仙峡の入り口付近、荒川に架かっている県内最古のコンクリートアーチ道路橋です。2012年、土木学会により土木遺産に認定されました。現在新しい長潭橋建設に伴い付近のお店が一部取り壊されております。今後現在の橋は歩道として残すそうです。地図

天鼓林(てんこりん)

天鼓林(てんこりん)

山梨県の天然記念物にも指定されている景勝地。林の中の限られた場所に立って足を強く踏み鳴らすと地中からポンポンと鼓の音に似た共鳴音が還ってくる。地盤が固い奥秩父の山中特有の現象で、特に昇仙峡の天鼓林は澄んだ良い音が響くことで有名です。地図

奇岩・奇石

奇岩・奇石

渓谷沿いの遊歩道には、ユニークな名前がついた奇岩・奇石が多く見られます。想像を膨らませながら、日本一の渓谷を歩いて探してみましょう!あなただけの石に出会えるかもしえません。
写真の石は左から、オットセイ岩、大佛岩、寒山拾得岩、浮石と呼ばれる石です。 奇岩・奇石は以下のボタンをクリックしてご覧ください。

奇岩・奇石一覧
板敷渓谷 大滝(いたじきけいこく おおたき)

板敷渓谷 大滝(いたじきけいこく おおたき)

「板敷渓谷」を15分ほど歩くと高さ30mの華麗な幻の滝に出会えます。甲府駅から車で約40分、荒川ダムの先にある「板敷渓谷」は、昇仙峡の隠れたパワースポット、気軽に散策していただける美しい渓谷です。県道7号線甲府昇仙峡線を走り、荒川ダムをすぎて、荒川大橋を渡り左折道なりに進みます。左手に市営駐車場あり。駐車場から徒歩5分ほどで板敷渓谷の入口が右手にあります。入口から約15分で大滝にたどり着きます。注意事項:滑る箇所がございます。滑りにくい靴を着用してください。地図 板敷渓谷への道のり

荒川ダム

荒川ダム

奥昇仙峡の谷間に広がる雄大な荒川ダムは、甲府市の上水道の供給と洪水調整の多目的ダムで、貯水量1,080万トンのロックフィル式ダムです。地図