昇仙峡の新名所・水晶の大噴水

クリスタルファウンテン

CRYSTAL FOUNTAIN

この噴水は、かつて水晶と宝石の街・甲府のシンボルとして甲府駅前にあったものをモデルとし、地元の企業が昇仙峡によみがえらせたものです。昇仙峡に来た観光客の憩いの場になるように建設されました。噴水の頂を飾る水晶は、水晶発祥の地・昇仙峡にふさわしい噴水にするべく全て天然のものを使用しています。

クリスタルファウンテンの水晶

見る角度によって良質な水晶の特徴である虹の輝きが見え、その輝きを見たものは幸せになると言われています。

噴水の大きさ
外周直径20m 内周直径8m 噴水直径5m 高さ5m
水晶総重量 600kg

クリスタルファウンテン 写真1
クリスタルファウンテン 写真2
クリスタルファウンテン 写真3
甲府駅前の噴水とは

甲府駅前の噴水とは

昭和35年に甲府駅南口に水晶と宝石の街の発展を表す噴水が作られました。直径15mの池と幅5mの緑地帯に囲まれた噴水で、頂には水晶の形をした飾りが幾重にも積み重なり、街のシンボルとも言える存在でした。
しかし、この噴水は昭和60年の駅前整備事業に伴い姿を消しました。

水晶と宝石の町・山梨とは

水晶と宝石の町・山梨とは

水晶と宝石の町・山梨と言われる所以をご存知でしょうか?
昔、昇仙峡の金峰山(きんぷさん)では水晶が採れました。
京都で水晶玉の加工販売をしていた玉屋の番頭弥助が、金峰山の水晶を買い付ける際に、金峰山をご神体としている金櫻神社の神官達に玉造という宝石研磨技術を伝授したと言われています。その技術は甲府の地へ根付き、今に至るまで発展しました。

水晶発祥の地 昇仙峡

水晶発祥の地 昇仙峡

水晶発祥の地から伝統工芸や地場産業になり、山梨は宝石の町と呼ばれるようになりました。
この歴史がまさに水晶と宝石の町・山梨の軌跡といえるでしょう。昔と今をつなげる水晶の軌跡を昇仙峡のシンボルとして形作り、クリスタルファウンテンはこれからも山梨とともに水晶を世に伝えていくことでしょう。